男は独学、女はセミナに参加して学ぶ

本日、日経読者のイベントに出かけてきた。土曜日の午後だというのに、熱心な女性たちが集まって、熱気を感じる。

今やビジネスの場で女性が企画したり、運営したり、プロジェクトを立ち上げたりするのが、特別なことではなくなっている。みんな気負いなく楽しんでいる。その分、男性はどんな仕事をしているのだろうか。成績だけでいうと、女性の方が優秀だったりするのだ。

仕事柄、エンジニアとせっする機会が多いが、みな、コミュニケーションの取り方に苦心している。人が人を動かすには、組織という中での上からの指示がいちばん簡単だった。それがいま、組織そのものがフラットになっていて、昔のような体育会形式では、人は動かない。

心理的に、あるいは戦略的に人の心を掴んで、共通の言葉を交わし、仲間にしていく。そこまでの段取りや努力が大変だからと、逃げている人すらいるのだ。その点、女性はたくましいと思った。仲良くすることや、共感することを、何気なくできる人が増えている。

こういうセミナに参加する意識の高さも関係しているのだろう。男性は独学がお好きなようであるが、女性はネットワークづくりの意味からもセミナに参加している。

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