物事には、かならず共通点がある。実力を付けるための1つの方法はお金を取って、人に教えることである。
それなりの準備が必要だし、質問の答えも考え、資料をみたり、と時間をかけて調べものをする。これが、エピソード記憶になって、いつまでも頭に残る。いわゆる知識になっていくのだ。
なにも専門家である必要はない。学習途中の人も、自分が完全ではないという謙虚さがあれば、講師になれる。そのときの目線はお客様に合わせ、こんなことが最初はわからないのですね、とやさしく諭してあげる。
昔から、勉強のできる人は、人に教えるのが下手だといわれる。その人にとっては、分からない人がいることが、想像できないのだ。その点、凡人は、苦労して学習しているから、たくさんのヒントを持っている。それを惜しみなく教えてあげればよい。
人に教えることで、それ以上に自分の知識が身に付くから、これは自分のためでもあるのだ。知らず知らずに実力が付く人は、こういうことを自然にやっている。
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あすなろブロガー、新年会に出席します。寒い日が続きますが、ご自愛くださいませ
藤原真由美