人を疑ったり、ネガティブな感情を持たないと、幸運がやってくる

これは昨日から、本日にかけて実際に起きた事実です。

弊社はセミナを運営していますが、その中の講座が新しくなって今年からスタートしました。講師の先生も若い男性に替わり、テキストも初めてのものです。

先週が第一回目でしたが、読めない字がたくさんあることに驚き、みんな緊張したせいか、疲れました。そして、昨日が第二回目、前回の反省も含めて、資料を用意したり、準備をして臨みました。

すると、いつもなら早くからお見えになっている女性3名が欠席です。新しい先生のやり方が気に入らないのか、何かこちらの不備があったのか、このままお辞めになるのかしらと、考えると悪い方に想像して、さすがによく眠れませんでした。

今朝、早起きしてまず考えたのは、疑いや、ネガティブな感情を持つことをやめよう、ということでした。
現実を変えたければ、自分の意識を変えていく必要があります。
そして、そんなことを思いながらいると、突然電話がなって、昨日の講座に出席した親友からでした。彼女も欠席者があったことを心配してくれていました。

『あなたの作った講座案内のプリントには1/29と書いてあるわよ』

昨日は1/28 月曜日です。この講座は月曜開催と決めてあるのでみな、ふだんのように集まっていました。あの3名がもし、1/29だと信じていたら、どうしよう。

10時過ぎに三人にそれぞれ電話してみました。みなさま、今日、セミナを開催すると信じて、出かける所でした。

『新しい講師に変わったので、どうしてもスケジュールが合わなくて、火曜日になったのだと思っていたわ、昨日も近くまで出ていたのに残念』

お客様は、少しの疑いもなく、わたしの間違って作った案内日を信じていました。連絡が取れずに出かけてしまったら、どうなったのか。考えるだけで恐ろしいです。

電話をするなんて、めったにない機会なので、新しい先生はどうかと、感想を聞くと、『若い先生だから、柔軟に対応していただけるわ。新しいことを学ぶのだから最初はわからなくて当然よ、いい先生が見つかってよかった』 と、みなさま、好印象なのです。

三人揃ってボイコットしたのではないか、という疑いを持っていたことを恥じました。立派なお客様たち、そんな方をお世話できるなんてうれしいことです。

こちらのミスですから、今回分は差替に受講料から差し引くことにしました。お客様には資料もお送りしました。謝ってもすむことではありませんが、次回は復習を丁寧にやってもらうことにしました。

講師の先生にもすぐにメイルを出して、本人も欠席された方がいたのは気になっていたようです。

すべての原因は自分の中にあるのに、一時でもだれかを恨んだりして、こういう感情を持つこと自体いけないのだとしみじみ思いました。

それでも、親友やお客様や、講師の方に助けられ、なんとか二次災害を食い止めることができました。お陰で、先生に対する要望もお聞きできたし、みなさまと少し、密接にお話ができたように思います。

人を信じて、自分を信じていなければ、セミナ経営なんて、できませんから。なにしろ、サービス業は人がすべてですから。

もし、何かで苦しんでいる人がいたら、関係者と話し合ってみることをお薦めします。きっと解決法が見つかりますよ。

 

 

 

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