マーケティングを学ぶための第一歩 その2

【マーケッターになるための基本条件】

自分に素質があるのか、以下の10項目をチェックして、チェックが7以上の人はかなり優秀です。逆に3つ以下の人は、基礎訓練のしがいがありますね。

1. ポジティブ思考
2. 消費者であること
3. 好奇心がある
4. 学問に関心がある
5. 仮説を立てることができる
6. データに頼らない
7. 素直な心
8. 仲間と繋がっている
9. プレゼンの力がある
10. 信頼できる人

■□ 解説編

1. ポジティブ思考は基本中の基本、マーケティングの本質を掴んで、それを活用するとき、外に開かれた考えの人であること

2. 消費者:  自分が決してモノを買わない人、使わない人はマーケッターにはなれません。自分も、お客様の部分があるから、本質に近づけるのです

3. 好奇心: 新しいことを見つけ出す、探し出す、そして挑戦してみる。わくわくする思いはお客様にも伝わります

4. 学問: 基礎訓練の後は、分析や市場調査のように学問的な知識も必要になります。これを学ぶことでさらに飛躍できるのです

5. 仮説: 何かを知りたいとき、お金、時間、そして人的パワーは限られていますから、必ず仮説を立てて、それを証明する形が必要になります。仮説がないと、検証もできないので、これができることが次のステップになります

6. データ: 昨年のデータはこうだと、数字に頼る人がいますが、毎日、世の中はすごい速さで変わっていくので、全面的にデータに頼るのは避けた方がいい。データでは計り知れないトレンドもあるのです

7. 素直さ: 行き詰まった時、初点に帰る素直さが大切です。謙虚な気持ちでいると大きなアイディアが降って来ますよ

8. 仲間: マーケッターは情報が命、だからネットワークをあちこちに張り巡らして、発信し合うことです。仲間は年齢差が20から30くらいあるとさらによいです

9. プレゼン力は大きな予算やビックプロジェクトを受注するのに必要です。報告書が立派でも、その中の抜粋を伝えることができなければ、一流のマーケッターとはいえない。コミュニケーション能力は必須でしょう。

10. 信頼: 仕事ができても、誠実で信頼のできる人でないと、マーケッターとして成長が難しい。信頼は一晩で勝ち取れるものではないから、日々の精進が大切になります

 

思いつくまま、重要だと思われることを書いてみましたが、要するに誠実で、信頼できる人になることだと思います。知識や経験は後から付いて来ますから、大丈夫。

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