よい仕事をするために身体を鍛える

20代、30代は仕事一筋で、寝る時間も惜しんで頑張っている人が多いと思う。30代前半までは、徹夜明けでも平然とプレゼンして、残業までこなすことができる。

だが、ここで油断してはいけない。食事、睡眠、運動のこの基本の三つをおろそかにしていると、30代後半から40代にかけて、病気続出となる。

外 資系にいたので、 できる上司を観察していたが、みな揃って、週中に二度は家族と食事する。つまり、19時に自宅に戻れる時間に帰社していた。もちろん、土日は家族と過ご す。つまり、平日五日間のうち、猛烈に働くのは三日間、あとは休息に当てていた。食事も欧米人は自宅に招く。おうちご飯が好きなのだ。男性でも料理は得 意。奥さまが旅行中に、ひとりだけで用意して、クリスマスパーティを開催した上司もいた。

それは平均的なのだそうだ。そして、運動。これは、スポーツクラブに所属して、必要なら専任のトレーナーを付けて、自分にあった無理のないプログラムを実施している。エグゼクティブになるほど、体型に気をつけて、美しく見せる背広やスーツを選んでいる。

わたしも起業して、それなりに時間のやりくりができることがわかったので、二年前からスポーツクラブに所属しているが、週に二回のスイミングがやっとだった。4月からは、新しいところに移って、改めて身体を鍛えようと思った。

なぜ、こんなことを書いているかというと、よい仕事をするためには、健康であること、ストレスをうまく発散すること、そして、体力があることなのだ。

よい仕事をしながら、泣く泣く入院したり、休職したりする同僚を見てきたので、40代になったら、無理はできないなあとしみじみ思った。食事も大切。野菜を多く取ったり、手作りのものを食べたりして、自然に近い形のものを取り入れよう。

世の中の人は、仕事をするために本を読んだり、勉強会に出たり、時間管理などを熱心に行なっているが、頭だけでは足りない。心や身体を意識して暮らしていると、きちんと効果がでるはず。 そして、健康な心や身体をもつことは、今いちばん光っていることなのだ。

 

 

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