忙しいときの時間の使い方に関する考察

忙しいことが常態の人がいる。会うと、話をしながら、メイルをチェックしたり、書類を眺めている。人と同じことをしていてはだめだからと、いつもで走っている。

その一方で、忙しいはずなのに、笑顔で接してくれ、ゆっくりと相談に乗ってくれる人がいる。会っていると、いつも元気をもらってくる。

その違いはなんなのか。 人間性とか、年齢とかではなく、忙しさに対する意識が異なっているのだ。

たとえば、打合せに初めての場所に向かうのは、体力も時間も必要。その時間が惜しいからと、事務所に美味しいコーヒーを用意して待つ人も入れば、ムダを廃止、打合せはネットミーティングにする会社もある。

何が自分にとって快いか、あるいはお客様に感謝されるのか。それを各自の経験や知識から、選択している。それに合ったお客様が集まり、仕事は続いている。

 

さて、個人に帰って、忙しさとどう付き合うのか、真面目に考えてみよう。あなたは次のどのタイプだろうか。
1. 好きな仕事がやれれば倒れてもいいからと、休暇も取らずに専念する。
2. 仕事は定時で終らせて、オフは自分の資格試験のための勉強にあてる。
3. 生活のためにある程度の残業は仕方がないと思っている。
4. 年間、8週間は自分の楽しみに充てている。出世しなくても幸せだ。
5. 家には眠るために帰るだけで、自分の時間がまったく持てない。友だちとも会っていない。
6. 毎日の睡眠時間が5時間を切っていて、休日はほとんど寝ている。
7. 旅をしたいと思いながら、一年経ってしまった。

 

忙しさの中で、何かを始めようとするなら、今あるサービスを切り捨てることが必要だ。

1. 早めに着くのをやめる。
打合せのために30分前から、出向いていて、近くで時間をつぶしている人は、携帯電話・携帯メイルのアドレスを相手にも公表して、遅れそうなときは一報を入れておく。それで怒り出すクライアントなら、プロジェクトで仕事をするのは難しいかもしれない。

2.  議事録を出さない
必要なことは参加者が各自、PCを持参し、メモを取るようにする。

3. 早朝に一日の半分の仕事を済ませる
電車も通勤時間帯なら身動きもできないのに、早朝なら書斎代わりに使うことができる。だれにも邪魔されない時間をもつことで、効率アッブになる。

4. ときには病気になる
鉄人だと思われないように、たまには風邪や頭痛、歯痛、肉離れなどで、会社を休もう。有給休暇は、8割は取りたい。

5. 時間がぽっかり空いた時にすることを書き付けたwish listを常時、持ち歩こう。

 

 

 

コメントは受け付けていません。