毎年、この時期に京都にいるのですが、今年は南座が改修中、顔見世はどうなるのだろうかと、気になっていました。ようやく発表されたのが、先斗町歌舞練場。ここはこじんまりとして収容人数も少ないから、三部制で実施という内容です。
チケットは第一部、第二部、第三部と買えましたが、三等席は一列だけ、すぐに売切れてしまったそうです。
先斗町だけに、第一部ではロビーで舞妓さんが出迎えてくれます。写真撮影もできて、うれしいです。可愛らしゅうございました。
南座の顔見世は、演目もたっぷりで、いつも二回に分けてみています。今回は三部制だったので、京都についた日に第三部を、そして、今日は第一部、第二部と楽しんできました。
演目については、やはり予習が大切。初めてでは理解しずらい内容も、全体を知っておけば安心。こらちのサイトで学習しました。 関西歌舞伎はなんといっても仁左衛門さん。きりりとした武士も放蕩者のぼんぼんもぴったりです。芸域の広さがすばらしい。
毎日楽しませていただきました。先斗町歌舞練場は、まさに芝居小屋といった趣。舞台と客席が一体感があります。花道もないので、脇に急ごしらえ。演ずる役者さんたちの息遣いまで聞こえてきます。
今年限定の芝居小屋。見ることができてよかったです。
第一部
源平布引滝
実盛物語 11:00-12:20
幕間 25分
仮名手本忠臣蔵
道行旅路の嫁入 12:45-1:15
第二部
菅原伝授手習鑑
車引 2:00-2:30
幕間 25分
夕霧 伊左衛門 廓文章
吉田屋 2:55-4:10
幕間 20分
三升曲輪傘売 4:30-4:45
第三部
双蝶々曲輪日記
引窓 5:45-6:55
幕間 20分
京鹿子娘道成寺 7:15-8:20
。