イタリア文化会館でプッチーニ・ナイト

2016年は,日本とイタリアが1866年に日伊修好通商条約を締結してから150年目にあたる記念の年です。これに関連して、イタリア文化会館でもさまざまなイベントが開催されました。

今回のプッチーニナイトは、それとは別のようですが、スポンサーの協力により、実現したものです。 毎回思うのですが、出かけてみないと全貌が見えません。

演奏前に、1915年トッレ・デル・ラーゴの自宅で撮ったプッチーニの短い映像を上映し、サンドロ・イーヴォ ピアノ伴奏がすてきでした。

演奏されたプログラムは、どれもなじみのある曲ばかり、あらためてプッチーニの偉大さを感じました。
「菊の花」 (弦楽四重奏)
《トスカ》より 「歌に生き、愛に生き」「星は光りぬ」
《蝶々夫人》より 「ある晴れた日に」
《ジャンニ・スキッキ》より 「私のいとしいお父様」「あぁ、なんて間抜けな者たちよ!」
ピアノソロ曲
《トゥーランドット》より 「誰も寝てはならぬ」
《つばめ》より 「ドレッタの美しい夢」
《ラ・ボエーム》より 「冷たい手を」「私の名はミミ」「あぁ、麗しの乙女よ」「私が街を歩くとき」「それでは、本当に終わりなのだね」

オペラ歌手のみなさま、どなたもすばらしかったです。このホールは、特に音響がいいのです。こじんまりとした会場は満席で、熱気にあふれていました。幸せな時間を過ごしました。

サラ・カッペッリーニ・マッジョーレ ソプラノ
小川 里美 ソプラノ
アレッサンドロ・ファントーニ テノール
月野 進 バリトン

ガブリエレ・ベッル ヴァイオリン
デブラ・ファスト ヴァイオリン
レオナルド・バルタリ ヴィオラ
パオロ・オンニサンティ チェロ

サンドロ・イーヴォ ピアノ

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