出光美術館で10/18まで開催の【芭蕉 <奥の細道>からの贈りもの】展に行ってきました。
ご存知のように松尾芭蕉は、江戸を代表する俳人で、「ふる池や 蛙飛び込む 水の音」 など、みなさまもよく知っている句がたくさんあります。芭蕉は俳諧の師匠でしたから、門人たちも多く、各地に旅するのが日常でした。
そんな芭蕉の短冊、手紙などを展示した展覧会が開催されています。芭蕉の真筆はなかなかまとめてみることがなく、これも6年ぶりの開催とのこと。江戸の歴史に登場するような人物が、歌仙に出てきたりと、わくわくします。
文字の解説も全部の箇所にあるので、からすかな、というのも「鴉哉」「からす果難」とかき分けてあるのが楽しめます。また、この美術館、9階にあるので、景色もすばらしい。外堀から皇居方面を眺めていると、江戸城が身近に感じられます。
この三連休に足を運ばれるとよいと思います。