毎年、祇園祭の時期に京都に来ています。鉾建てと屏風祭りが楽しみで、今年は7/13から歩いています。
今年から49年ぶりに、前祭、後祭と二回にわけて実施されることになり、変化があります。前祭は、長刀鉾を含む23基。後祭は、10基ですが、その中でも華といえるのは150年ぶりに復活する大船鉾です。
19日の午後、京都を立つ今回の日程では、大船鉾は見られないと残念でした。ところが、本日7/17の二時から鉾建てが始まるということで、さっそく出かけてきました。150年前のことは誰も知らないから、と理事長の松居さんが語っていました。
神事に関わる最初の巡行。その鉾建てを見ることができるのは幸せです。大掛かりな船鉾は、本日は、トラック五台から機材を降ろし、倉庫に並べて、組み立て始めます。クレーンで吊り上げたのは、鉾車。菊水鉾が昭和28年に使ったのを譲り受け、修理して、完成させたものです。費用もかなりの金額になるそうです。40人からの人が乗るのだから、いい加減なことはできない。きちんと整備してもらった。と話されていました。
初めてのことなので、大事をとって、7/17から鉾建て開始です。7/20 14時からは、引き初めがあるのとこと。引いてみたかったです。
この大船鉾は、幕末の蛤御門の変で消失したが、ご神面だけは戦火を潜り抜け、代々町内会長が自宅で保管していたそうです。本当に歴史を感じる話です。鉾建てが無事すんで、京都を離れる前に登って見られたらと思います。明日も続きを見に行くことにしています。
大船鉾に関するサイト
四条町大船鉾保存会 http://www.ofunehoko.jp/
京マグ京都人インタビュー http://www.kyomag.com/report/ofuneboko/index.html
牛年 私の一文字 http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140101/wlf14010120000023-n3.htm
150年ぶりに巡行へ吉符入り http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140710000125