パリの錠前橋

ルーブル美術館から、サンジェルマン・デプレに向かう途中に、ポン・デ・ザール (Pont des Arts :芸術橋
)があるが、ここのフェンスに、南京錠がびっしりぶら下がっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

いっしょにいたミラネーゼに聞くと、元々はイタリア映画で紹介され、それがあっという間に流行したとのこと。愛し合う恋人たちは、南京錠に二人の名前を書き込み、ここにぶら下げる。そして、鍵はセーヌに投げ込む。二人の愛は永遠に結ばれるというわけだ。

一時、全部撤去されたらしいが、また、懲りずにぶら下げているそう。受験生が絵馬を奉納するのにも似ている。鍵を捨てた二人が、本当に幸せになれるのかは、神ぞのみ知るべし、である。

元になったイタリア映画は、Ho voglia di te (I want you)

コメントは受け付けていません。