あれはもう六年前のことになる。当時、参加していたNPO法人・国際創造者連盟(略称: FIC)では、「ものづくりの現場から」を年間テーマとし、アーティストを支援し、表現活動の場を提供する目的で、「FICクリエイターズ・フォーラム」を毎月、開催していた。その第一回に、参加したアーティストのひとりが、「アトリエ オモヤ」である。
複雑なブログラミングと、 高度な技法を使って、自然なそして、揺らぎのようなものを見せるテクノロジーを使ったメディアアートの世界に、われわれはすっかり魅了されて、新しい芸術の方向性を学んだ気がした。
そして、時は流れ、丸の内で行なわれているイベントニュースに、鈴木太朗という名前を見つけて、さっそくそのイベントに出かけていった。一言でいうなら、彼らの作品は、見る人が参加して、創り出す芸術である。
12/8から、銀座三越で開催される「鈴木太朗 Exhibition 音の中へ」をごらんになれば、すぐに理解できると思う。見る人が近づくと、音の波紋が広がり、それは物語のはじまりになる。
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2009年制作の「伝・音」を、スケールアップして展示する予定です。
皆さまのお越しをお待ちしております。 ー 鈴木 太朗
■ 会期 2010年12月8日(水) - 13日(月)
■ 会場 銀座三越 9階テラスコート
東京都中央区銀座4-6-16
10:00 - 20:00
■アーティストトーク
12月12日(日) 午後2時 、午後4時
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