twitterで出会える人は、生活時間帯が似ていた。速い流れの一瞬で出会い、会話し、そしてまた別れていく。facebookとは、どう違うのか最初はわからなかった。知合いを友だちとして承認し、twitterよりは、はるかにゆっくりな時間の流れがある。最初の頃は何か書いても、反応がなく、独り言の繰り返しのようなものだった。
ここで辞めてしまってはもったいない。なぜか、コアとなる人びととの出会いがある。そして、最初はあったことのない人びとが、オフ会や勉強会で顔なじみになって、facebookを交流の場として、利用していく。PCからの書き込みも、そして、スマートフォンからの書き込みも簡単にできる。長い文章を書くひとは稀だから、いいねとボタンを押して、すぐにコメントを書き込める。
意思の似た人、生きる方向のベクトルが同じ人は、見つけやすい。ここにエントロピーの法則が生きてくる。同じ言葉を使う人、同じことを考えている人は、結びつくと強い。まるで、【座】のようなものだ。緩やかな独占があり、身内だけのわくわくするような会話、イベントが続く。
考えてみれば、日常生活、仕事の進捗状況などを絶えず、書き込みしているのだから、親密感がうまれて当然なのだ。仕事の仲間はお断り、趣味の友だちとの交流の場にしています、と公言するひともいる。友だちはむやみに増やすより、似通った趣味の人、尊敬できる人を徐々に増やしていくのをお薦めする。
最初、スゴ本オフでお世話になって、その後、独自の方法で知合って、Sora Feti Club に入れていただく。ここが居心地がよいのだ。日々、日本各地、あるいは、海外からの空の風景が投稿される。刻々と変わる風景に心打たれる。ここでは、プロも初心者も等しくつき合ってくださり、いいねを押してくれる。そういう優しさに満ちているのがうれしい。
facebookには、いろいろな楽しみ方があると思う。自分と趣味の似た仲間を見つけて、料理についてコメントを交わしたり、音楽について語ったり、あるいは里山生活のオフ、個展、パフォーマンスの参加など、マスではなく、座 での楽しみが待っている。20代の頃,憧れていた先輩と、友だちになったり、コメントをいれたりできるのは、最高の歓び。あまり無理はせず、マイペースで楽しめたらいいと思う。